ISBN:415070452X 文庫 清水 俊二 早川書房 1976/04

ハードボイルド系も
探偵系も好きなのですが、
今まで読んだ事ありません
でした。
チャンドラー。

名作と呼ばれるだけあって、
面白かったですねー。

映画とかになっているのなら
見てみたいものです。

惜しむらくは、訳が古いので
誰か新訳してくれないかなー?

村上春樹とか?

どうでしょう?

サバイバル

2006年7月9日 読書
ISBN:4845821362 文庫 さいとう たかを リイド社 2001/06

とある筋(?)から勧められて読んでみました。「サバイバル」

著者は「ゴルゴ13」でおなじみのさいとう・たかを氏

文明が滅びた時、人はどうやって生きていくのか、
自分だけの力で自給自足生活は可能なのか?

私がこの文明を去るときには、ぜひ参考にしたい一冊(笑)

しかし、こういう本(漫画)をよんだ後、
スーパーの陳列棚に山と積まれたお菓子なんかをみると
なんだか気持ち悪くなりますね。
ISBN:4047914746 単行本 角川書店 2004/05/31 ¥1,890

流行のダビンチ・コード。
早速映画を見てきました。

レディースディだったので、オバサンが多かったですな。

さてはて、映画の方ですが、面白いようなそんなでも無いような。
はっきり言って微妙。

サスペンスとしては、筋書きが先読みしやすいし、
どっちかっつーと娯楽教養番組という感じ。

オマケに最後のワンシーンはいらなかったんじゃないかなぁ。

カンヌの記者たちが試写会で失笑したというのも頷ける。

全体的に謎解きがダジャレちっくなんだよなぁ。
ニュートンでリンゴなんてちょっと酷いんじゃないか?
あれこそ後の付け足しエピソードだぜ。

まあ、原作も読んでみないとね。
すべからくそうであるが、原作の方が面白いのだろうなぁ。

東京タワー

2006年5月10日 読書
ISBN:4838713177 単行本 江國 香織 マガジンハウス 2001/12 ¥1,470

近頃、東京タワーといえばリリー・フランキーといったところ
だろうが、今回は江國 香織の東京タワー。

文庫版も出たので手に取りやすくなった。
個人的にはハードカバーの方が読みやすくて好きなのだが、
あとは値段と置き場所の問題。

文庫版が出たら買おう(いやむしろ中古でもいいかなぁ)と
思っていた矢先に、金曜ロードショーで映画版を放映して
しまったので、映像を先に見ることになったこの作品。

はっきり言って映画はよくわからなかった。
原作の方を読んで「あぁ、そういうコトね〜」と思いました。

さらっと見たら、登場人物が2組いることにすら暫く気づか
ないでおりましたよ。いやはや。

映画は完璧に女性向け。原作を読んだイケメン好き女性向け。

男性の視点から見たときには、この映画は只のホラー映画。
なんちゅう怖い映画作んねん!と思いました。

喜美子さん役の女優さんの演技のせいか、女の素の部分なのか、
はたまた、監督が昔、女性に散々手を焼いた所為なのか・・・。
あんまりリアルなホラー映画はゲッソリしますなぁ。。。

小説の方は、読んでいるとまだ救いがあるような気がする。

実はまだ296ページを読んでいる途中なので、これから
一気に崩れていくのだろうか。

歳をとってからは、救いのある作品の方が好きになったのだが。
ISBN:4167266024 文庫 鷺沢 萠 文芸春秋 1992/10

近年、読む本の作家偏重が甚だしいので、新規作家さんを
開拓〜、と思って買ってみた。勿論古本。

このレビューを書くにあたって知ったのだけど、
結構古い本なのね。(古本だし当たり前か。)

1980年代末ごろの初出らしい。

ふと気づくと、20年も前になってしまう。

内容は、なかなか安定感のある感じ。
今回は短編集だったが、長編も読んでみたくなる。

個人的には「かもめ家」の話が好きかなぁ。

でも、あんまり古本屋に置いてないみたい。
名前の読み方間違っているだけだろうか?

海辺のカフカ

2006年3月15日 読書
ISBN:4101001545 文庫 村上 春樹 新潮社 2005/02/28

旅の移動には本がつき物。
ということで、先日の旅行にあわせて買ってみました。
(本当は古本屋に出回るくらいまで待とうと思ったのだけど)

往路の新幹線と飛行機の中で読み終わってしまい、
復路はすごく手持ち無沙汰になってしまった。
(外国には日本の雑誌や本てのは全然売ってない。
空港の書店にいくとマニアックなカー雑誌とTEEN向け
のファッション雑誌は置いてあったけど。)

久しぶりに、村上春樹の小説らしい小説を読んだのだけど、
なんだか、すごくアメリカナイズされた村上春樹がいまし
たね。そこには。

また、村上春樹といえば「幽霊」だと思うのですが、
今回は、リアルな恐怖感ではなく、どっちかっていうと
笑ってしまうような、そんな感じでした。

どっちがいいとは言わないけど。。。
今回は、リアルさを突き抜けた感じ。いや、逃げた感じかな?

書くってのは難しいですよね。
ISBN:4101001464 文庫 村上 春樹 新潮社 1999/03

村上春樹の生活は、ウラヤマシイなぁ。の一言に尽きる。

勿論、小説が売れるようになったからこんな生活が
許されるのだろうし、それまでの苦労も多かったのだろう
かとは思うが。

セミリタイアした大橋巨泉の生活が、理想的と
騒がれた時があったが、村上春樹の方が、
断然、ウラヤマシイ生活をしている。

そんな、ムラカミハルキの生活が何気なく
書いてある。

こういう生活はウラヤマシイ。

ただ、あまりにありのままが書かれているせいか
ムラカミ作品を読むときに、どうしても
この本の内容が気にかかってしまうのが難点か。

旅人の木

2006年2月10日 読書
ISBN:4087483517 文庫 辻 仁成 集英社 1995/06

社員旅行にいく新幹線の中で読み終わりました。

なんだか、辻仁成のデビュー作(違うのか?)なのかな?
よく解らんが、基本的にはシンプルな話です。

ストーリーは大体先が読めるというか、
先が読めるように書いてあるというか、
淡々と進んでいくので、どうこう言うところは無いのですが。

ただ、仁成節というか、書いてある言葉や表現は
密度が高く、満足できるものになっています。

惜しむらくは、女性の表現にもう少しリアリティが
あっても良いのでは?というカンジですが。

荒削りな原石といった感じの作品です。
ISBN:4163202803 単行本 石田 衣良 文藝春秋 2001/08 ¥1,400

投資意欲を掻き立てられる一冊。

なんか、日経平均あがってる近頃にうってつけの(?)本だろうか。

この本の時代背景を知ってると、ああ、確かに現実の
ニュースでもこんなことあったなぁ、という作品。

あの、ちっぽけなニュースの裏にこんなドラマがあったらなぁ、
という、ちょっと面白い。

石田衣良にハメラレタ!ってなカンジだな。

面白かった。
ISBN:4167612011 文庫 辻 仁成 文藝春秋 1998/11 ¥410

読み始めの50ページは辻仁成らしくないかなぁ
と思わせるカンジだったが、次第に自然になってゆく。

テーマは不老不死だが、最近あんまり哲学的(?)な
テーマの本を読んでないなぁ、と気づく本だ。

まあ、哲学的に掘り下げてあるかというと
そうでもない作品なのだが。

そう。田口ランディなんかに比べると、ずっと気軽に
読める。特に深刻にもならない。

ぶっちゃけ、恋愛小説に毛が生えた程度で読む小説。

しかし、現代小説といえども、テーマは必要なのだ。
いや、どんな小説にもテーマはあるのだろうけど。

でも、ドラマというか物語と、テーマは別物というか
自然な物語と、作為的なテーマというか、なんか
うまくいえないな。

しかし、最近の読書はすごく偏っている。
新規作家、開拓していかねばなぁ。

喝采

2005年12月5日 読書
ISBN:4167321041 文庫 阿久 悠 文藝春秋 1991/01 ¥387

作詞家の大家、阿久悠。
とりあえず名前だけで買った本だな。きっと。

実家の読んでない本箱から掴んできた一冊。

こんな物語を圧縮して作詞活動をするのだろうか?
無意識的にはそうでも、実際は違うだろうな。。

この「喝采」は短編集だが、昼ドラの脚本にしたら
いいんじゃないかなぁという、カンジ。

三文芝居と言われそうだが、短編の一つ
「ジャック・レモンによろしく」が好きかなぁ。

三文芝居を毛嫌いしないのであれば、
浅田次郎なんかよりよっぽどいいと思うけど。

なつのひかり

2005年11月14日 読書
ISBN:4087470482 文庫 江國 香織 集英社 1999/05 ¥600

何故だか、江國 香織は読んでしまう。
買ってしまうというのが正確か?

そこに求めるものは、安定した品質と趣味の世界。
暇つぶしのためと言うわけでもないのだが、
せっかくの暇なら、ストレスのない読書が望ましい。

さて、この「なつのひかり」感想を一言でいうなら
「原作・江國 香織、演出・村上春樹」と言うカンジ。

私とて江國 香織作品に造詣が深いわけでもないのだが、
珍しく若干の「やりっぱなし」感のある作品だ。

この作品が初期のものなのかどうかなど、
全く解からないのだが、そんな感じ。

語弊があるかもしれないが「やりっぱなし」といえば
「猫ひろし」そんな感じも若干なくはない。

まあ、面白かったですけどね。

そう。村上春樹のカバーがかかっていても不思議ではない。
そんな一冊。

東京で会おう

2005年10月18日 読書
ISBN:404179501X 文庫 いしかわ じゅん 角川書店 1991/07 ¥398

いしかわじゅん著「東京で会おう」

実家に帰った際に「買ったけど読んでない文庫本箱」から掴んで、
帰りの電車の中で読んできた。

これいつ買ったんだろうかなぁ?きっと10年以上前。
富山ー新潟間の電車の中で読みきれる軽さ。

なんというか、すごいクダラナイ内容なのだけど。
しかし、なんだか元気が出る。そんな本だった。

「バブル」とよばれた、日本に余裕があった時代に
書かれた本なのだろう。

荒唐無稽な楽しい妄想といったカンジのストーリー(?)。

でも、バブル当時の日本では、こんな妄想みたいな事が
現実だったりしたのかもしれない。

そして内容もバブルのように、軽い。

一見、短編探偵小説(風?)なのだが、読み始めて3ページ
くらいでオチが読めるという、親切設計。

チョット精神が疲れている向きにはオススメかもしれない。

続編(?)の「ロンドンで会おう」も買うだけ買って読んでいな
かったはずなのだが「箱」のどの辺に埋もれているのだろうか?

また古本屋で買ってくるかな?でも、手に入るだろうか?

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