東京タワー

2006年5月10日 読書
ISBN:4838713177 単行本 江國 香織 マガジンハウス 2001/12 ¥1,470

近頃、東京タワーといえばリリー・フランキーといったところ
だろうが、今回は江國 香織の東京タワー。

文庫版も出たので手に取りやすくなった。
個人的にはハードカバーの方が読みやすくて好きなのだが、
あとは値段と置き場所の問題。

文庫版が出たら買おう(いやむしろ中古でもいいかなぁ)と
思っていた矢先に、金曜ロードショーで映画版を放映して
しまったので、映像を先に見ることになったこの作品。

はっきり言って映画はよくわからなかった。
原作の方を読んで「あぁ、そういうコトね〜」と思いました。

さらっと見たら、登場人物が2組いることにすら暫く気づか
ないでおりましたよ。いやはや。

映画は完璧に女性向け。原作を読んだイケメン好き女性向け。

男性の視点から見たときには、この映画は只のホラー映画。
なんちゅう怖い映画作んねん!と思いました。

喜美子さん役の女優さんの演技のせいか、女の素の部分なのか、
はたまた、監督が昔、女性に散々手を焼いた所為なのか・・・。
あんまりリアルなホラー映画はゲッソリしますなぁ。。。

小説の方は、読んでいるとまだ救いがあるような気がする。

実はまだ296ページを読んでいる途中なので、これから
一気に崩れていくのだろうか。

歳をとってからは、救いのある作品の方が好きになったのだが。

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