ISBN:4167612011 文庫 辻 仁成 文藝春秋 1998/11 ¥410

読み始めの50ページは辻仁成らしくないかなぁ
と思わせるカンジだったが、次第に自然になってゆく。

テーマは不老不死だが、最近あんまり哲学的(?)な
テーマの本を読んでないなぁ、と気づく本だ。

まあ、哲学的に掘り下げてあるかというと
そうでもない作品なのだが。

そう。田口ランディなんかに比べると、ずっと気軽に
読める。特に深刻にもならない。

ぶっちゃけ、恋愛小説に毛が生えた程度で読む小説。

しかし、現代小説といえども、テーマは必要なのだ。
いや、どんな小説にもテーマはあるのだろうけど。

でも、ドラマというか物語と、テーマは別物というか
自然な物語と、作為的なテーマというか、なんか
うまくいえないな。

しかし、最近の読書はすごく偏っている。
新規作家、開拓していかねばなぁ。

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